Wシリーズ、日本シリーズとシーズンの最終決戦で盛り上がる時期ですが、もうひとつ、ルーキーたちの運命の時でもありますね。 どんな運命が待っていても頑張ってもらいたいですね!

期待されなかったオールドルーキーと言ってしまうのは寂しい気もしますが、当時はそんなものだったのではないでしょうか? 
大好きなドルフィーがようやくメジャーになるのは1960年、31歳です。

Eric Dolphy - Outward Bound (Prestige PRLP 7311)
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このステレオ盤を先に購入しました。 このジャケは凄く気に入ってます。 知的なドルフィーの顔が良く取れた写真です。

音のほうも悪くないと思います、ただ、オリジナルと比べなければですが・・ 

Eric Dolphy - Outward Bound (New Jazz NJLP 8236)
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Freddie Hubbard (tp) Eric Dolphy (as, bcl, fl) Jaki Byard (p)
George Tucker (b) Roy Haynes (d)
Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, April 1, 1960

A
G.W.
On Green Dolphin Street
Les

B
"245"
Glad To Be Unhappy
Miss Toni

『G.W』からドルフィーの世界に引きずり込まれることになります。 ロイ・ヘインズの乾いた音が導く先にドルフィーの惑星が確かに存在します。この惑星という邦題は良く出来ていると、思います、ナイスですね。
先ずはリズムの三人はドルフィーとの相性が抜群に良いですね~変幻自在のジャキー・バイアード、重たくて黒いけれど適度な湿度のジョージ・タッカー、それとタイトで乾いたロイ・ヘインズのドラミングはこの惑星の季節感を表現しているようです。 
ドルフィーの存在感は濃厚でドルフィーの世界観は既に出来上がっていたように思います。
アルト、バスクラ、フルート、どれも、形容し難い空気感です。 
悪く言えば、暗いと言うことですが、ドルフィーの情念と言うか、精神性が出ているのでしょう。
コルトレーンほどではないにしろ、ドルフィーも理屈ではないものがあるように思います。

以前はアルトが好きだとかバスクラが良いとか思ったりもしましたが、どれも素晴らしいですね。

この60年から、沢山のセッションに参加することになり、どれも素晴らしい演奏を個性を発揮するドルフィーはミュージシャン仲間からは信頼と尊敬を受けていたと思っています。 

メジャーリーガーには、『プレーヤーズ・チョイス・アワード』という、選手が選ぶ、優れた選手の投票がありますが、同じ立場で戦う選手から選ばれる名誉は別格の重みがあるように思います。

ジャズミュジシャンに当時(1960年頃)このような投票が有ったとすれば、ドルフィーはリード奏者として沢山の票が得られたのではないかと思います。
 
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個人的には1960年と1961年はドルフィーにMVPを与えたいと思います。62年からは新たな世界を求めていたのでしょうが、不遇すぎますね・・・ 
短すぎるドルフィーの時代、運命は非情ですね。
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コメント

ジャズの神と野球の神が微笑む日

M54 さん、こんばんは。

昨夜は残念な結果に終わりました。先発がピリッとしなかったとはいえ、大根役者の芝居を見抜けなかった審判により大きく流れが変わったことは確かです。札幌ドームであれだけ大きなブーイングが起きたのはおそらく初めてでしょう。今までも明日からも日ハムは正々堂々と戦います。きっと野球の神様は微笑んでくれるでしょう。

「Outward Bound」はジャズの神様がニヤリとしたアルバムですね。

URL | duke ID:-

必ず勝つ!

dukeさん、おはようございます。 連勝して日本一を祈っています。
ジャイアンのやることはいつも気に入りませんねー!(笑)
ドルフィーが生きているうちに少しでも神の祝福があれば・・と思うのですがね

URL | MINGUS54 ID:-

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