未だちょっと早い気もしますが、良い曲です。
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Art Farmer (tp) Sonny Rollins (ts -2ー4) Horace Silver (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (d)
January 20, 1954 A2~5※
Art Farmer (tp) Wynton Kelly (p) Addison Farmer (b) Herbie Lovelle (d)
November 9, 1954 A1、B1~5
A
Autumn Nocturne
Soft Shoe※
Confab In Tempo※
I'll Take Romance※
Wisteria※
B
I've Never Been In Love Before
I'll Walk Alone
Gone With The Wind
Alone Together
Preamp

アート・ファーマーといえば、『モダン・アート』『アート』『ジャズテット』となるのでしょうが、これはその前の1954年の録音です。 2つのセッションからのレコードです、アルバムとしてはまとまりに欠けるかも知れませんが、ものは考えようで2倍楽しめると思えばお得な面もあります(笑)。

どちらのセットも演奏内容は素晴らしいものです。 クインテットのほうはロリンズが4曲中3曲に参加しています。 リズム隊がシルバー、ヒース、クラーク、とマイルスの『ウォーキン』のメンツですね、しかもこれが1月の録音(ウォーキンは4月)ですから(あのバードランドの夜も2月)ファーマーも早くからハードバップの真ん中に居たってことですね。
こちらは僕てきにはホレス・シルバーのリーダー感が強いように思いますが、凄いリズム隊をバックにアートはマイルス張りにリリカルなソロを展開しています。

カルテットのほうは同年11月の録音ですが、これはアートのワンホーンでこちらは正しくアートの独壇場です。
アートは顔に似合わず(失礼・笑)知的でリリカルな奏者ですね。 
アルバム構成的に何でこの2つをAB両面にきっちり分けずに『オータム・ノクターン』だけをAトップに持ってきたのかは判りませんが(たぶんAB面の時間の割り振りでかな?)、イントロからウイントン・ケリーが抜群の存在感を見せます。 54年は未だ、ケリーも無名に近かったのではと推測しますが、こんなピアニストを投っておくわけがありませんね、ご存知のように57年ごろから大ブレイクするのですが、マイルスの『ヤツはタバコの火だ、ヤツが居ないとタバコがすえない』は納得の名言ですね。
構成的に難は有りますが、どちらのセットも素晴らしくて聴き足りない、お腹半分ですので、まだ聴きたりないと、棚に向かってしまいます。 さて、次はなにを聴こうか・・ファーマーか、ケリーか、ホレスにするか・・
悩ましいレコードです。

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ニュージャズ盤は音も優秀! 僕好みです、毎度言ってますが・・
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コメント

M54さん、おはようさんです。パッと見たら「Early Art」が!嬉しくなってコメントです(笑) 前回のCBSのマリガンも今回も、いや、54さんブログ開設依頼、8割くらいの確立で私の好きな盤・持っている盤がアップされるようで、いつも思うのですが、どうやら54さんとは、ジャズの好みがだいぶん近いようですね(笑)
アート・ファーマーのこのEarly Art~こちらの手持ちは、残念ながら・・・オレンジ色ラベルのStatus盤ST-8258です。溝もないので、たぶん、New Jazzの紫ラベル初版からは2~3年後の版だろうと思います。

<オータム・ノクターン>だけA面1曲目・・・そうですね、普通なら別セッション曲は面の最後に持ってくるのにね。出来が良かった~あるいは秋頃に発売したので「秋もののヒット曲」をアピールしたかった・・・てなとこでしょう(笑)
B面1曲目の I'll never been in love before が、溌剌としていい感じですね。ちなみに、このケリー入り54年11月セッション6曲を収録の10インチ盤(LP-193)の手持ちがあるのですが(ジャケ・盤ともボロボロですよ:笑) そこでは、片面3曲づつで、I'll never been in love before をA面1曲目、autumn in new yorkを B面ラストのトリに配置してありますね。やはりファーマーのスローバラードはいいですね。

URL | bassclef ID:IpV4Zmhs[ 編集 ]

Re: タイトルなし

bassさん、連続コメントありがとうございます(笑)
bassさんとは好みが合いますよね、ヘンリーグライムスとかジョージタッカーとか・・
レコードはたぶんbassさんの半分もありませんから、僕の手持ちは殆ど持たれているとおもいます。
>10インチ盤(LP-193)の手持ちがあるのですが  いいですねー僕も欲しい!  これがオリジナルですね。
ニュージャズ盤はRVGがリマスタリングしてますから、聞き比べてみたいですね! いつかまたお会いできたらお願いします(笑)
I'll never been in love before もいいですが、I'll Walk Aloneがいいかなーと思います。
アーリーアート、良いレコードですね!

URL | MINGUS54 ID:-

一粒で二度おいしい

M54 さん、こんばんは。

またニュージャズが出ましたね。(笑)2つのセッションを収録しておりますのでアルバムとしての統一感はありませんが、おっしゃるように視点を変えると一粒で二度おいしいグリコです。

前稿のピアノレスですが、水谷豊が杉下右京に扮したドラマ「相棒」で、「ピアノレスといえばマリガンのバンドがありましたね」というような台詞がありました。原作は「碇卯人」の別名で「相棒」を書いているミステリー作家の鳥飼否宇さんですが、知的な杉下右京が言うと様になります。

URL | duke ID:-

Re: 一粒で二度おいしい

dukeさん、おはようございます。  コメント、ありがとうございます。
ニュージャズ好きなので、未だ出てくると思います(笑) マクリーンも話題にしたいし・・dukeさんから、お勧めいただいた、『波止場に佇み』の入ったロングドリンク・オブ・ザ・ブルースも最近入手しましたのでこれも取り上げたいし、マクリーンは結構、多いですからね、迷います。

アドリブ帖の話題ですが、ペティフォードの愛車はフォードだったのか、それにしても流石に物知りだなと感心してましたが、あれ、よーくみると、駄洒落だったんですね 唾をペッチフォード(爆)
dukeさんを甘く見ていました(笑)

URL | MINGUS54 ID:-

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