レスター・ヤングは最後の ”I Can't Get Started With You” を誰に向かって唄ったのか・・
この録音の僅か11日後にレスターは亡くなります。 こんなに早くとは思ってなかったかもしれませんが、レスター自身はそう長くないことを判っていたのではないかと、そう思ってしまうのです。

MGV 8378 Lester Young In Paris
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Lester Young (ts) Rene Urtreger (p) Jimmy Gourley (g) Jamil Nasser(b) Kenny Clarke (ds)
Barclay Studios, Paris, France, March 4, 1959
A
I Didn't Know What Time It Was
Oh, Lady Be Good
Almost Like Being In Love
Three Little Words
I Cover The Waterfront
I Can't Get Started
B
Indiana
Pennies From Heaven
New D.B. Blues
Lullaby Of Birdland
There'll Never Be Another You
Tea For Two

針を落とすと”時さえ忘れて”が演奏されるのですが、時は残酷ですね、以前のような流麗さはありません、年老いて衰えたテナーマンが気力だけで吹いているようなそんな姿が見えるようです。
よれよれのプレイなのに何でいつも針を落とすと全曲聴いてしまうのだろうか、やっぱりそこには唄があるからか、必死に音を紡ごうとしているからなのか。
50を過ぎてから、レスター・ヤングを聴きだしましたが、遅くはなかったのだと、僕がレスターの価値を理解できる歳になったということなのだと。
今だから思えること、レスター・ヤングに会えてほんとうに良かった。

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バックのミュージシャンは皆、活きの良いメンツです、ピアノとギターはフランスのミュージシャンでしょうね、ドラムは名手ですね。
ベースはレコードにはジャミール・ナッサー(ジョージ・ジョイナー)とありますのでそうだと思います。
地味ですが重たい音ですのでジョイナーでしょう。

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コメント

ヤングとオールド

MINGUS54 さん、こんにちは。

上位のチームはどこと戦っても揺るぎないですね。一昨日、我がチームはパに一つも勝てていない巨人に負けて恥をさらしました。「4番何とかしろ!」という野次が沢山飛んだせいか、昨日、中田翔は3番でした。効果があったようで勝ちました。リーグ再開までには4位に上がりたいものです。

拙ブログで「Almost Like Being In Love」を話題にしましたので聴き直しましたが、素晴らしい演奏です。これが最後だと思って吹いたわけではないのでしょうが、色んなものが詰まっています。50を過ぎてから、レスター・ヤングを聴かれたようですが、遅くはありません。私が50を過ぎてから聴いていいなと思ったのはバニー・ベリガンのバンドで有名になったジョージ・オールドでした。因みにベリガンは「I Can't Get Started」の名唱で知られております。

URL | duke ID:-

Re: ヤングとオールド

dukeさん、こんばんは。 まいどコメントありがとうございます。

何時ものことですが、パは強いですね! それと今年の楽天は強い!! 下手するとこのまま逃げられちゃうかも・・

僕も、アドリブ帖のお蔭で、これを聴きました、「Almost Like Being In Love」はやはり、ズートやグリフィンに勢いがあるかなぁと思い選びませんでしたが、久しぶりに針を落とすと、切ないっていうか、徐々に聞き入るっていうか・・それでA面最後の”言い出しかねて”を話題にしました。 
ヤングにオールドですか? 流石ですねぇ! 洒落てます。 ジョージ・オウルドは持っていませんが、”New York, New York”のサントラ盤は持ってます、テーマのテナーはオウルドですよね・・劇中ではデニーロが吹いたようになってますが・・
この映画は観たんですよ、そして結構好きです。 デニーロも好きですが、僕は、美人とは言えない、ライザ・ミネリが好きなんです、 音楽も女性も好みってもんがありますものねぇ~(笑)

URL | M54 ID:-

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