50年代モダンジャズはマイナーなレーベルのお蔭で発展したんだと思っています。
前回、アーゴのことを悪く言ったのでお詫びします。

Breakin' It Up  Barry Harris (ARGO LP644)
KIMG0502.jpg
Barry Harris(p), Williams Austin(b), Frankl Gant(ds) 7/31 1958
A
All the Things You Are
Ornithology
Bluesy
Passport
B
Allen's Alley
Embraceable You
SRO
Stranger in Paradise

バリー・ハリスは素敵なピアニストなんですが、遅咲きというか、地方(デトロイト)から出なかったようです。
そんなバリー先生の初リーダー作を出したのが、シカゴのアーゴだったわけです。
有能なミュージシャンを見抜く眼は確かだった優秀なレーベルです。

バリー・ハリスはバド・パウエル直系のピアニストなんて紹介されています。
パウエルの影響という点では、50年代以降のピアニストは殆んどがそうでしょうから・・
このレコードにしてもパウエル的な陰影と言いましょうかそんなものを過度に期待すると違うと思います。
普通に良いです、 普通の意味合いですが、黒人のハードバップピアノトリオとしてブルージーで良いと言うことです。
Ornithology なんかを聴くと、唸り声が入ればパウエルかと思わせるような出来だとは思います。
選曲もスタンダードありバードの曲ありと良い按配ですし、リラックスして楽しめるレコードです。
バリー・ハリスは、リバーサイド盤が有名でしょうね。しかし、その前から既に素晴らしいピアニストであったことが分かりますね。
サイドでは鳩のサド・ジョーンズ、サイドワインダー、ゲッテイングアラウンド、なんかで良いバッキングも聴けますね。

KIMG0501.jpg

と言うことでアーゴ盤の渋いところの紹介でした。


ジェローム・カーンも良い曲が多い人ですねぇ、これも良い曲ですね。
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コメント

No title

ご無沙汰しております。やっと我が家にも春が・・・。愚娘が師範学校に合格!びいる大瓶で祝杯です。アーゴが2連発とは渋いですね。身内のチェス・チェッカーのブルーズ・R&Bは有名ですが、ゴスペルも数多くのレコードがあるようです。たぶんシカゴの裏通りに佇むジャケットもいいですが、何より黒ラベルに脱帽です!エンジニアはRon Maloでしょうか?

URL | 円盤亀 ID:-

Re: No title

円盤亀さん、おはようございます、ご無沙汰です。 

娘さん合格おめでとうございます。 これでブラックミュージックを心置きなく聴けますね! 良かったですね(笑)

エンジニアですか? 拘ってますね~(笑) この盤は Malcolm Chisholm と言う人です。ジャマルの「バット・ノット・フォー・ミー」も同じです。 
カークの「イントロデューシング」やジャマルの「オール・オブ・ユー」が Ron Malo です。
600番台後半からこの Maloさんがエンジニアなんでしょうかね?

URL | M54 ID:-

No title

M54さん、こんばんわ。拘りと申しますか、気になってしょうがないんです。Maloさんで有名なのはマディウォーターズ・フォークシンガーですが、オリジは手が届きそうにありません。
数少ない私のジャズレコードでハリスさんの名を、キャノンボール・アダレイのリバーサイド盤で見つけました。
居眠り娘が合格出来るとは・・・。newks会長の御利益だと思います!

URL | 円盤亀 ID:-

Re: No title

亀さん、こんばんは。 再度のコメント、ありがとうです。

マディーウォータースは名前は知っていますが、レコードではバンドの「ラスト・ワルツ」できいたぐらいでしょうかぁ。

いやいや、見えないところで努力していたんですよ! お父さんと同じですよ! おめでとうございます! 

URL | M54 ID:-

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