鹿児島も初雪です、寒いです。
こんな日には暖房の部屋で寒そうな外を眺めながら、コリアを聴くのです。

Chick Corea - Now He Sings, Now He Sobs (Solid State SS 18039)
KIMG0392.jpg
Chick Corea (p) Miroslav Vitous (b) Roy Haynes (ds)
A&R Recording Studio, NYC, March 14, 19,1968

A
Step-What Was
Matrix
B
Now He Sings-Now He Sobs
Now He Beats The Drum-Now He Stops
The Law Of Falling And Catching Up

KIMG0395.jpg

コリアのレコードは5枚ほどしか持っていませんが、これが最高傑作だと、勝手に思っています。
コリアのピアノは温度感、湿度感、がとても低いと思います。
ソリッドでクールな肌触り・・そんな感覚です。

コリアを最初に聞いたのは1972年の”Return To Forever ”でした。
コリア はもちろん、エレピですがぁ。
後でこのレコードを聴くのですが、随所にリタン・トゥのコリアだーと思うフレーズが出てきますので、これが原点というかコリアの本質だと・・
KIMG0396.jpg

僕がこのレコードを今でも愛聴する訳はコリアの硬質なピアノもですが、メンツが素晴らしいからです。
ベースはビトウスです・・このベース、凄いとしか言いようがない! 超テクなんですが、この温度感も東欧や北欧の冬のイメージ(彼はチェコ出身)
そんな訳でコリアとの温度感がピッタリなんです。
この二人はこのとき、20代の若手ですから勢いもありましょう。
しかし、僕はこのレコードを先導するのは、ベテラン(この時42才)のロイ・ヘインズだと確信しています。
タイトでシャープなドラミングで二人をリードしています。 凄いドラマーですねぇ、ヘインズが大好きなんです。もちろん、温度感も文句なしのクール感(これはノリが悪いのとは違います、念のため)シンバルレガートもリムショットも無駄がないといいましょうか、すべての音が素敵!
ピアノトリオのこのスタイルはビル・エヴァンスからの流れでしょうが、このトリオの演奏は特に優れていると思います。
曲は全てコリアのオリジナルですが、これはトータルアルバムですね、A面20分B面20分ですが、長さを感じない(僕の好みだからでしょうが)全曲聴きとおしてしまいます。
コリアのレコードはたくさんありますが、コリアを好きな人も嫌いな人も一家に一枚!(笑)
音質も素晴らしいと思います。



これを聴く前にキースを聴いたのですがぁ・・素晴らしいピーコックのベース 素晴らしいディジョネットのドラム・・凄くいいのですが・・
キースが黙っていればなぁ~(笑)
スポンサーサイト

コメント

こんばんは

 これも貴重な輸入盤なんでしょうね。
 それにしても、MINGUS54さんはガンガンジャズを聴きまくっていますね。
 私も見習いたいと思います。

URL | mikitaka08 ID:-

Re: タイトルなし

mikitaka08さん、こんばんは。 何時もコメントありがとうございます。

この盤は1968年と年代も新しいのと、当時から売れたと思いますので、たくさんのレコードがあると思います。
ですから、そんなに難しくなく入手できると思います。
1960年も後半になるとレコード全体の売り上げも50年代とは比べようもないぐらい大きくなったと思います。

そうなんですよ! 今年になってガンガン聴いていますよ、特にジャズの比重が高くなっています。
でもビートルズやS&GやBSTやブラジル66 なんかも聴いていますよ(笑)

URL | MINGUS54 ID:-

Now He Sings

MINGUS54 さん、こんにちは。

南国九州も雪なのですね。私は寒いのに慣れておりますが、そちらは大変でしょう。

「Now He Sings」はジャズの聴きはじめにリアルタイムで耳にしております。強烈でした。次の「Is」になると、よくわからん。「Return To Forever」で終わったと(笑)
愛聴盤は67年の「Jazz for a Sunday Afternoon」です。「Return To Forever」は72年ですので、5年でこんなに変わるとは思いませんでした。コリア驚いた。

URL | duke ID:-

Re: Now He Sings

dukeさん、こんばんは。 返事が遅くなりました。
法事で高千穂の実家に帰っていました。 南九州が珍しく大雪に見舞われまして右往左往しておりました。
高速は通行止め・・慣れないチェーンを付けたり外したり・・南国は雪に弱いのですね(泣)コリアが寒いと言ったばかりにこんな大寒波が来たのでしょうか?僕もコリアダメだと思いました(笑)

5年でこんなに変わるのか? これは時代というやつが関係してくるのでしょうかね? 60年代後半から70年代は大きな節目だったと思います。 これで生き残った奴がコリアだったりハービーだったりしたのかと・・
こんなことを言うと誤解を招くかもしれませんが、無理に生き残らなくても(売れなくても)良かったのではないか? ジャズは! なんて思ったりもします。

URL | MINGUS54 ID:-

ご無沙汰しています。
コリアのこの盤は好きですし、良いですね、好きで今でもたまに聴きます。ロイ・ヘインズが仰るように素晴らしいですが、録音的にヴィトウスがソロ以外でちょっと引っ込み気味なのが残念です。ヴィトウス好きなんです(笑)。
コリアのECM時代は好きになれません。なにやら小難しいことをやろうとしているようで凡人の私には近づきがたいです。RTFもポリドールでのLight as a Featherなんかコアなジャズファンには評価が低いかもしれませんが楽しいですし、Spainは名曲だと思います。後年ではアコースティックバンド(エレクトリックバンドも)が好きです。
キースの唸り・・・お嫌いですか?私もしいて好きというわけではありませんが、あの唸りがもし無かったらと想像すると・・・キースじゃないのです(笑)。それくらいあのスタンダードトリオは好きです。

URL | Yo ID:JalddpaA[ 編集 ]

Re: タイトルなし

yoさんこんばんは、お久しぶりです、コメントありがとうございます。

この盤が好きとは嬉しいです、この盤は文句なしの名盤かと思います。 ヴィトウス好きなんですね? 僕もジャコと比べると、ということですが、断然好きです(笑)
僕の場合はコリアはゲッツやボビハチのサイドマンとしてか、聴いてないので・・RTFも1枚、ソロを2枚、そんなもんですから、これに勝るものなし!ということです・・

キースは僕も聴きますよ、嫌いではないのですがぁ、あの唸りはいささか、わざとらしいと思ってしまいます。 バド・パウエルの唸りは許せるのですが・・まー仰るようにぃ、キースから唸りを取ったら・・キースでないかも?(笑) 

 

URL | MINGUS54 ID:-

コメントの投稿

トラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)