10年ほど前に中古店で購入しました。
A・E・C(Art Ensemble Of Chicago)が目当てで買いましたが、凄く不思議な魅力に満ちた音楽というか、ブリジット・フォンテーヌとアレスキィ・ベルカセムのことはよく知りませんが、A・E・Cの音楽と全く同化しているように思います(逆かも知れませんが)

時々、出しっぱなしのレコードの収納作業をするのですが、今日は、A・E・Cのレコードの周辺に来たものですから、このレコードとなりました。 まーほとんどはこのパターンで聴くのですが。

ラジオのように   Comme à la radio
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ブリジット・フォンテーヌ  
アレスキ・ベルカセム - パーカッション、ボーカル
レスター・ボウイ - トランペット ジョセフ・ジャーマン - オーボエ、サックス  
ロスコー・ミッチェル - フルート マラカイ・フェイヴァース - ベース

A
ラジオのように - "Comme à la radio"
短歌 II - "Tanka II"
霧 - "Le Brouillard" (Areski Belkacem)
私は26才 - "J'ai 26 ans"
B
夏、夏 - "L'été l'été"
アンコール- "Encore"
レオ - "Léo"
子馬 - "Les petits chevaux"
短歌 I - "Tanka I"
手紙 - "Lettre à Monsieur le Chef de gare de La Tour de Carol"

特にタイトル曲はAEC色を強く感じるのですが、フォンテーンの声も楽器のように感じます。 詩の意味が分からないからかもしれませんが、ヴォイスとして同化しているというか。
リズムは北アフリカの乾いた大地のように感じます、マラカイのベースが水脈のように癒してくれますが、レスターのペット、ロスコーのフルート、ジョセフのオーボエなどが、ヴォイスと絡み合う様は北アフリカとヨーロッパの混沌とした複雑な状況を思い起こしてしまいます。
アメリカで生まれ育った彼ら(AEC)の精神的な国籍とはいったいどこなんでしょう? なんて考えながら、この音楽を聴いてみました。
マラカイ・フェイバースのベースは強力です。 好きなベイシストの一人です。 レスター・ボウイのペットも物悲しくて良いですね。
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中東から北アフリカはこの先どうなるのでしょうか? 
「ラジオのように」
の後半の詩にこんな一節があります。(訳 沢 ちよこ)

世界は寒い  それはみんなにわかってくる 
そしてあちこちで 火事が起きる。
なぜって、あまりに寒いからさ。



このレコードが1969年ですが、40年以上経った今はこの頃より良くなったのでしょうか? 
貧困が争いを生むのでしょうか・・
柄にもなく・・こんな事を思う・・ そんな春の日でした。

ほんとうはシャンソンに分類されるのでしょかね? 


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