”チェットの音には紛れもない青春の匂いがする”
これは「Portrait in Jazz」村上春樹のチェットの冒頭の一節ですが、実に素晴らしいですね! 
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Chet Baker Sings And Plays (Pacific Jazz PJ-1202)
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Chet Baker (tp, vo) Bud Shank (fl) Russ Freeman (p) Red Mitchell、 Carson Smith (b) Bob Neel (ds) with Ray Kramer, Ed Lustgarten, Kurt Reher, Eleanor Slatkin (cello) Corky Hale (harp) Frank Campo, Johnny Mandel, Marty Paich (ar)
Capitol Studios, Los Angeles, CA, February 28, March 7, 1955
A
Let's Get Lost
This Is Always
Long Ago And Far Away
Someone To Watch Over Me
Just Friends
B
I Wish I Knew
Daybreak
You Don't Know What Love Is
Grey December
I Remember You

僕は随分とチェットやゲッツを遠ざけて来たなと思う。 
以前も書いたけれども、当時の僕はそれを必要としてなかったのだと思います。
白人ジャズメン、特にトップスターに対する、偏見はあったと思います。 
今頃になって・・青春から随分と遠くなった頃にその良さが身体に沁みるようになってきました。

このレコードも正しく傷だらけでありますが、チェットの歌声とペットの音色はこのきずと実にマッチしています、これはきっと僕だけかもしれませんが・・
聞き慣れたスタンダードもチェットの味わいは特別の匂いがするようです この人のトランペットとヴォーカルは上手い下手なんてものを超越しているように思います。
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やっぱりチェットは黄昏時に聴くのが一番かな~セピア色が似合うように思います。

どの曲も良いのですが・・ラストのこれ・・ I Remember You  素敵!


少しずつですが、ジャズモードに入りつつあります・・
JTへの、のめり込みはまだ続いていますがぁ~ ピーター・アッシャーなんて人への興味も湧いてきたりしてます。。
まーアナログ盤は止められないです!
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コメント

No title

チェット! う~ん・・・いい、どうにもいい!(笑) 

URL | bassclef ID:IpV4Zmhs[ 編集 ]

青いチェット!

MINGUS54さん、おはようございます。

Chet にはセピア色はあわへん、と自分では思っています。やはりこの人には薄い灰色がかった青なんだと思っているのであります。

Blue Room を聴いていると繊細な青春の青の真っただ中のような色を感じます。色を感じる音楽っていいですね!

URL | まん丸クミ ID:e.jAS9Og[ 編集 ]

No title

お久しぶりです。
チェット・ベイカーいいですね、大好きです。
いつ聴いても、ずっと昔に背伸びして入ったJAZZ喫茶の煙草の匂いが甦ります。

URL | 櫟コナラ ID:-

Re: No title

bassclefさん、こんばんは、コメントありがとうございます。 
ご返事遅れました、身内の不幸がありましてしばらく留守をしておりました。

僕はチェットを語るにはあまりにも聴きこみが不足しているのですが・・最近は特に響いて来ますなぁ~。
どうしても50年代からになっています。 古いレコードが好きなのでそうなるのですが、この「消え入りそうな」とでも表現しましょうか? これが、どうにも好きになってきました。 

URL | MINGUS54 ID:-

Re: 青いチェット!

まん丸クミさん、こんばんは、コメントありがとうございます。

> Chet にはセピア色はあわへん、と自分では思っています。やはりこの人には薄い灰色がかった青なんだと思っているのであります。

これはクミさんのチェットへの深い思い入れがあるのでしょうから、僕の薄っぺらい感覚は無視してください。
本当にチェットを聴かなかったですね、長い間・・ しかも、レコードも6枚しか持っていませんし、それも50年代のものばかりです。 

> Blue Room を聴いていると繊細な青春の青の真っただ中のような色を感じます。
Blue Room は聴いた事がないと思います。 チェットのディスコグラフィーを観てみますと、この曲はは何度も取り上げているようですので、早速、聴いてみたいと思います。 

色を感じる音楽っていいですね!  これも、まさしくそう思います。 色彩感覚もない僕ですがぁ~(笑)

URL | MINGUS54 ID:-

Re: No title

欅コナラさん、こんばんは。 コメントありがとうございます。

チェットは女性に人気があるのでしょうかね? 50年代の彼はハンサムですね、これはアート・ペッパーもそうでしょうかねぇ。 ペッパーもそうですがチェットも70年代になるとルックスは随分と変わりますね。 
若干、強面になるような・・ペッパーはこの70年代も聴いてきたのですが、音色も男性的になるように思います。これは当時、論争もありました。 50年代のペッパーか70年代か! なんてですね。
チェットはまだ其の辺りを聴いていないのですが・・ この歳になって聴くとまた違った想いが生まれるような気がします。
 
> いつ聴いても、ずっと昔に背伸びして入ったJAZZ喫茶の煙草の匂いが甦ります。 

良いですね~懐かしいですね~、僕も随分と背伸びしたものです・・今も背伸びは出来ませんが腰が曲がらないように頑張っています(笑)

URL | MINGUS54 ID:-

Baker's Holiday

M54 さん、こんばんは。

こちらは今日で「さっぽろ雪まつり」が終わりました。バレンタインデーとともに一気に春が近づいてきます。

白人ジャズメンでもエヴァンスやマリガンはジャズ喫茶で頻繁にかかりましたが、チェットやゲッツは敬遠されておりました。リクエストすると、サラ回しからは、軟な奴という白い目で見られたものです。中性的なものやボサノヴァで儲けた奴はジャズではないという意識が強かったのでしょう。

チェットでいいなぁ、というレコードは「Baker's Holiday」です。ビリー・ホリデイ作品集ですが、タイトルはイージーな発想で好感が持てます。(笑)Limelight のオリジナル盤はけっこう高かったのですが、迷わず買いました。

URL | duke ID:-

Re: Baker's Holiday

dukeさん、こんばんは。 コメントありがとうございます。 
最近、色々な事が立て続けにドカーンとありまして、アドリブ帖にもご無沙汰しております。
そろそろ、復活の兆しが見えてきましたのでまた遠慮なくお邪魔したいと思います(笑)

僕の青春時代に通ったジャズ喫茶は”コルトレーン命”みたいな処が多かったので、そんなことも影響しているのかもしれませんが、ゲッツ、チェット、は本当に聴きませんでした。 まー僕はキャパがないですから、ちょうど良かったのかもしれませんが・・  
> チェットでいいなぁ、というレコードは「Baker's Holiday」です。ビリー・ホリデイ作品集ですが、タイトルはイージーな発想で好感が持てます。(笑)Limelight のオリジナル盤はけっこう高かったのですが、迷わず買いました。

これは全くの未聴です。 聴いてみたいですね。 最近、ジャズ離れ中ですが、それもそろそろ復活しそうですので・・(笑)

URL | MINGUS54 ID:-

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