第一印象の話ですが、
昔、友人M から「お前の第一印象、いやな奴、俺の一番嫌いなタイプだった」と言われたことがありました。 ショックだったなー(笑)
言われたのはジャズを通じて友達になった後のことだったですが、ジャズがなければ、M からは一生、嫌いな奴だと思われていたのだろうと思うとジャズがありがたいと思えますなー。

•Mal Waldron - Impressions (New Jazz NJLP 8242)

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Mal Waldron (p) Addison Farmer (b) Albert Heath (ds)
NJ, March 20, 1959
A
Champs-Elysees
All About Us
Ciao
B
All The Way
With A Song In My Heart
You Stepped Out Of A Dream
C'est Formidable


日本人に限ったことかもしれないですが、マルには強烈過ぎる「印象」が植えつけられていると思います。
「レフト・アローン」と言う・・
このフレーズを想うだけで、マルのイントロからマクリーンの泣きが蘇るし、『キャットウォーク』の仄暗い、テーマまでも蘇る訳ですが・・
マル=レフト・アローン から、先に進まないのはどうしたものかと想っています、僕自身がそんなふうになかなかマルに近づけなかった経緯があるものですから。

このレコードはその『レフト・アローン』と、ほぼ同時期に録音されたもので(一ヶ月違い)ビリーとのヨーロッパツアーでのヨーロッパの印象をコンセプトとして作られたようです。 
マルにとってビリー・ホリデイは絶対的な影響を受けた偉大なアーテイストだということは言うまでもありませんね。
A面はパリ~イタリア(A1・A3)での印象が、比較的明るく表現されていると思います。
僕は真ん中の『All About Us 』(これはマルの奥さんの曲のようですが)が凄く好きなのです。

明るいといっても、やっぱりマルは仄暗いですけど・・

B面ですが、因縁でしょうかね~、ビリーのラストレコーデイングにも唄われる『All The Way 』からスタートします。
マルは詩の重要性、解釈をプレイに生かす様にビリーから教えられたと、そのようなことを言っていたと思いますが、正に、この曲は恩師ビリーの教えの実践でしょうか。
B2『With A Song In My Heart 』これはアップテンポで展開されるのですが、マルの音色はダークで仄暗いムードは続きます。
これはB3『You Stepped Out Of A Dream』にもいえます。

マルの音色は夕暮れの寂しさのようですね。

ビリーとのヨーロッパの楽旅はマルにとっては大きな意味があったのだろうと思います。
 
これを聴くとマルは再びビリーとヨーロッパに行きたいと願っていたのではないかと思えてしまうのです。 

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ジャズはアレも良い、コレも良い、マルも良い、と限がないので有ります。
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