ズート・アット・イーズ
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Zoot Sims(ss,ts)
Hank Jones (p)
Milt Hinton (b) #1,3,5,7
Milt Hinton(b) #2,4,6,8
Louis Bellson (ds) #1,3,5,7
Grady Tate(ds) #2,4,6,8

1973/05/30 #1,3,5,7
1973/08/09 #2,4,6,8
A
Softly, As In A Morning Sunrise
In the Middle Of A Kiss
Rosemary's Baby
Beach In The A.M.
B
Do Nothin' Till You Hear From Me
Alabamy Home
Cocktails For Two
My Funny Valentine

ズートのレコードですがベースのことを・・
僕はどうにもウッドベースが好きなようです。 好きなベーシストはたくさんいますが、誰が一番かと考えてみるとなかなか難しい問題です。 ミンガスは僕にとって特別な存在ですし大好きですがそれは音楽家ミンガスのトータルとしてですので、彼は除外です。勿論、ベーシストとしても好きですが・・新たなレコードを聴くたびに、このベースいいよなー誰だろう? ってな具合にどんどん好きなベーシストが増殖していくわけです。 
このレコードのベースはミルト・ヒントンです。 
これは70年代のジャズ喫茶の人気盤で当時はよく掛かっていたように記憶しています。
しかしA面しか掛からなかったと思います。 朝日のごとく~が特に人気曲だったからでしょう。
今の僕はB面しか聴きません。ドゥ・ナッシング~のヒントンを聴く為にです。
ズートは悪いわけはありませんし、ハンク・ジョーンズもいいです、しかし僕はミルト・ヒントンなのです。
ズートのテナーに寄り添うヒントン、余計なことは一切しない。 しかし心地よく目立ってきます。
そう、僕にとっては・・
なんと重厚でいて柔らかくあたたかいのでしょう。とても良い気持ちになります。
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ヒントンは1910年生まれ、僕が主に聴く様なハードバップのレコードには出てきません。 一世代前のベースマンですね。 あのジミー・ブラントンは1918年生まれですから彼より8つ年長になります。 
50年代のベツレヘムに結構、録音があるようです。

イーストコーストジャズNO.5
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Tony Scott (cl, bcl) Dick Katz (p) Milt Hinton (b) Osie Johnson (d)
NYC, January 20, 1955

A
Mean To Me
Pick 'N' Pat
Over The Rainbow
Milt To The Hilt
Don't Blame Me
B
Katz Meow
Upstairs With Milt
Ebony Silhouette
Cantus Firmus
These Foolish Things


数少ない(と思います)ヒントンのリーダー盤です。 ベースが主役ですのでかなりベースが強調されています。
ベツレヘムのこの頃は結構ベースがブンブン鳴るように感じますがこれもそうです。
トニー・スコットのバスクラも聞けます。 本来バスクラはこんな音なのでしょうがドルフィーのバスクラで慣れた耳には大人しく感じます。 あとディック・カッツのピアノもいいですね。

決してベースだけを聴いている訳ではありません、ベースソロがなくてもいいんです。音楽全体を下支えするようなベースが好きです。こんな楽しみ方もいいのではと思っています。 

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コメント

拝借

M54 さん、おはようございます。

先のジャマルといい、ヒントンといい、渋いところを話題にされますね。ヒントンのこのアルバムは日本でこそ話題になりませんが、かつてダウンビート誌で、100枚の基本ライブラリーの1枚に挙げられた作品です。これがジャズベースの基本、これぞジャズベースの真髄ですね。多くのアルバムに参加しておりますが派手なソロもなく目立ちませんが、良いバッキングだなぁとクレジットを見ると、ヒントンだったりします。(笑)

ジョー・ワイルダーをネタに拝借しました。無断借用はご法度ですが、事後報告ということで・・・ネタなし、カネなし、あるのはツケだけ。(笑)

URL | duke ID:-

お恥ずかしい・・

dukeさんこんにちは。 アドリブ帖のネタが拙ブログからだなんて、びっくり仰天有頂天(笑)ありがたいやら恥ずかしいやらです。 これからも宜しくお願いします。 いまからレコード聴きです。 チェロキーを探さなくては(笑)

URL | M54 ID:-

M54さん、どんどん更新ですね・・・見ると、ヒントンではないですか(笑)ミルト・ヒント・・・この頃、僕もこの人をだんだん好きになってきました。
>余計なことは一切しない。しかし心地よく目立ってきます~
うんうん、そうですね。なぜ「目立つ」のかというと・・・たぶん、ヒントンやジョージ・デュブビエは、まず「音が大きい」からです。その大きな音でボンボン、グイグイとビートを出してくるので、それが気持ちがいいのでしょう。ベース好きには堪りませんね(笑)
さて、その「大きな音」とは別の要素の話しとして~
>ベツレヘムのこの頃は結構ベースがブンブン鳴るように感じます~
そうですね、これ、同感です。こちらもいくつかのベツレヘム盤(コンテ・カンドリのWest Coasting、スチュ・ウイリアムソンのPlaysなど)で、その「ベース強調」を感じました。本来の弾き手が「大きな音」で弾いている音ではなく、ちょっと下の方までダラダラと伸ばしすぎた感じでの「大きい音量」というか音像が拡がりすぎた感じですかね。ちょっと残念ですね。

URL | bassclef ID:-

ベース好き

bassclefさんベース好きコメントありがとうございます。
bassclefさんはご自分で演奏されますから、僕なんかよりは随分と深い分析が出来ると思いますし、貴ブログの記事で勉強させてもらってます。 デゥヴィヴィエの名前がでましたか・・次回はと思っていました(笑) 

URL | M54 ID:-

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